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日本は世界では豊な国だと言われておりますが、私が日々の診療を通して知る限りでは、決して心の豊な国だとは思えません。不景気、競争社会、職場の人間関係、嫁姑問題、子育て、孤独など様々なストレスと闘いながら、日々懸命に過されている方がたくさんおられます。 このようなストレスにさらされ続けると、交感神経が過剰に働き、体は副交感神経を求め、食べ過ぎやいつも眠い状態となることがあります。また、人によっては突然の動悸や過呼吸などの自律神経失調症やうつ状態となることもあります。日々の生活に追われ、他者の為につくす時間だけで毎日が終わり、ストレスを抱えている人がこのような自律神経失調症やうつ状態となった場合、本来は自分の為だけの楽しい時間を作り、ストレスを軽減することが必要なのですが、なかなか現実は忙しすぎるようです。 このような方々に抗うつ剤、抗不安剤、睡眠剤が有効なことが多いですが、副作用としての眠気、集中力低下や、「車等の運転はしてはいけない」との注意書きもあり、仕事をしながら服用し続けるのが困難なことがあります。 このような場合に漢方治療が役立つことがよくあります。 漢方治療では自覚症状に着目し、自然治癒力を利用して体調をもとの健康な状態に戻すものです。検査所見から 原因をつきとめ、その原因を取り除く西洋医学が苦手とする、検査では異常が見つからないが、自覚症状の続く方にも漢方は向いています。一般に漢方は「長期服用しないと効かない」「費用がかかる」と思われているようですが、体に合った漢方薬なら2週間ほどで効果を発揮することが多いです。また保険適応ですので、薬剤費も自己負担分のみです。 また、車等の運転が危険になるほどの眠気や集中力低下もみられません。 当クリニックでは、患者様の生活スタイルに合わせ、西洋医学と東洋医学(漢方)の長所を融合させたオーダーメイドの心と体の治療を心掛けております。
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